山口県警副署長(警視)が事情聴取を受ける
2011年11月5日、山口県警岩国署の副署長で警視である村上信一氏が、広島県内のスーパーで万引きしたとして、広島県警大竹署から窃盗容疑で任意の事情聴取を受けており、本人は万引きを認めていることがわかった。
警察法62条によれば、警視は、長官を除き、警視総監、警視監、警視長、警視正に次ぐ上から5番目の階級とされている。警視以上は警察全体の数%しかいないといわれており、警部、警部補、巡査部長、巡査の上司としてその見本を見せるべき立場である。それにもかかわらず、万引きを行ったとすれば許されない行為である。
事件の概要
2011年11月5日の昼ごろ、非番であった山口県警岩国署の村上副署長は、山口県岩国市の隣の広島県大竹市のスーパーに行った。そして村上副署長は、そのスーパーで5,000円~6,000円相当の食料品などを万引きしたとされている。
村上副署長は、万引きした後、スーパーで保安員に取り押さえられて事情を聴かれた際、自らの万引きを認め、身分を明かした。そしてスーパーから広島県警大竹署に通報が行われた。その後2011年11月5日、村上副署長自身から山口県警岩国署に報告があった。
県警の副署長で警視ともあろう人が、スーパーで数千円分もの食料品などを万引きするとは一体どうなっているのだろうか?もしも事実であるならば厳正に処分されるのは当然のことであるが、二度とこのような情けない事件がないようにしていただきたい。
山口県警
http://www.police.pref.yamaguchi.jp/