ドイツ海賊党、有権者の人気を集める
ドイツのベルリン市議会選挙で9月、海賊党が得票率8.9%を獲得して15議席を得たことは記憶に新しい。毎週、シュテルン(Stern)誌とテレビ局RTLで行っているフォルザ世論調査の選挙トレンドによると、先週に引き続き、また海賊党が10%の支持を集めた。
少し良くなったのがドイツ社会民主党(SPD)で、先週の26%から1ポイント増で、27%。キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は31%、自由民主党(FDP)は3%、緑の党(die Grüne)は16%、左翼党(die Linke)は8%で先週と変化がなかった。
赤と緑、独自で過半数に達しず
ドイツ社会民主党と緑の党は、5週間前はまだ合わせて48%の支持があったが、現在は、やっと42%である。確かに連立政権(キリスト教民主・社会同盟と自由民主党)の34%よりはまだ8ポイントは多いが、独自の政権を立てることはできない。
フォルザのマンフレッド・ギュルナー社長によれば、
海賊党を支持するのは、既成政党への不審を持つ有権者たちである。今までだと緑の党に票が流れていた。だが、いまは海賊党という新しい受け皿を見つけたのである。海賊党の支持者は、中道左派の有権者である。それだけでなく、中道右派のキリスト教民主・社会同盟と自由民主党の支持層からも人気を集めているのである。
Stern.de
http://www.stern.de/news2/aktuell/piratenpartei-weiterhin-bei-zehn-prozent-1743695.htmlfocus.de
http://www.focus.de/politik/deutschland/wahltrend-jeder-zehnte-wuerde-die-piratenpartei-waehlen_aid_675981.htmlドイツ海賊党のホームページ
http://www.piratenpartei.de/