NKSJグループ傘下の損保ジャパンひまわり生命保険株式会社と日本興亜生命保険株式会社は、2011年10月1日付けで合併し、NKSJひまわり生命保険株式会社(以下、NKSJひまわり生命)が発足したことを発表した。
合併後は、NKSJグループの生命保険事業を担う戦略的子会社となるもので、資本金は、172.5億円となっている。
ちなみに、NKSJホールディングス株式会社(エヌケーエスジェイホールディングス)とは、2010年4月に株式会社損害保険ジャパンと日本興亜損害保険株式会社が経営統合し、設立した共同持株会社のこと。東京海上ホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングスと並ぶ、所謂「三大メガ損保」の一角とされている。
また、業界の動向に関しては、10月11日には、AIGエジソン生命保険株式会社、ジブラルタ生命保険株式会社、エイアイジー・スター生命保険株式会社の3社が、2012年1月1日に合併し、ジブラルタ生命となる予定であることを発表している。
参加の是非に矮小化される「TPP」問題は、解決能力のない今の日本の姿を現しているかのようだ。とりあえず、参加しておけば何とかなる。むずかしい問題は、外圧に従っておけばいいだろう。相次ぐ保険業界の合併の動きは、ゲーム「テトリス」さながらに、まとめて売りやすくしている準備なのかもしれない。
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