達増氏が再選確実に
2011年3月11日に東日本大震災が発生した。そのため、本来4月に行われる予定であった岩手県知事選挙が延期されていたが、東日本大震災から半年経過した9月11日に行われた。
岩手県といえば小沢一郎元民主党代表の地元であり、現職の達増氏は小沢氏をはじめ、民主党の強固な地盤に支えられてきた。今回の知事選も、達増氏はこの強力な支持を得て、震災からの復興を訴えた。
岩手県民は他の立候補者ではなく、現職の達増氏を岩手県知事として選んだようだ。達増氏がリーダーシップをとり、いち早く岩手県が東日本大震災からの復興を遂げられることを祈るばかりだ。
対抗馬は?
岩手県知事選で再選確実となった達増氏と知事の座を争ったのは下記の3名である。
高橋博之氏 前県議 37歳
鈴木露通氏 県労働組合連合会議長 60歳
芦名鉄雄氏 廃棄物処理会社長 66歳
この3名はいずれも反民主勢力で、達増氏の東日本大震災への対応などを批判していたが、強固な地盤と野田政権発足による国民の期待の高まりなどが相まって、現職の達増氏には及ばなかった。
47歳で岩手県知事に再度選ばれた達増拓也氏が今後打ち出す政策が楽しみだ。一刻も早く復興してもらいたい。
岩手県
http://www.pref.iwate.jp/