指名手配書を公開
連邦検事局は、集中的に、ネオナチテロ集団の共犯者を捜査している。ある被疑者は、ネオナチ3人組に証明書などを提供した疑いをかけられているが、それを立証することは簡単ではない。
ランゲ連邦検事総長は、
「被疑者が支援したことを否認し、証明書は紛失した。と述べたら、それ以後、どうにもできない。」
と、指摘した。
連邦検事局と連邦刑事警察庁はカールスルーエで、指名手配書を公開し、国民に助けを呼びかけた。今までのところ、約240件の情報が寄せられている。
指名手配書には、テロリスト、ウヴェ・ベーンハート、ウヴェ・ムントロス、ベアテ・チェーペの写真も掲載されている。この呼びかけにより、捜査当局は
「国家社会主義地下運動」と名乗る極右のテロ集団の背景を明らかにするつもりである。
捜査官の増員で、テロ集団の背景を明らかに
テロ3人組は、さまざまな名前を持ち、偽造パスポートとバーンカード(鉄道カード)を使用していた。さらに、複数のアパートを借りていたことも判明している。それには、共犯者や支援者がいたにちがいない。
と、ツィアケ長官は語った。
現在では、2500以上の証拠方法が利用され、420人の警察官が調査に携わっている。さらに、各地から50人を増員し、その上さらに50人の増員を要請していく。今までの調査のように、偶然に任せるわけにはいかないのである。
ヴェルト誌(Welt Online)
http://www.welt.de/politik/deutschland/article13744875/Fahnder-verschaerfen-Jagd-auf-Naziterror-Helfer.html連邦刑事警察庁サイト
http://www.bka.de/