デマ・誤情報でまわり大混乱
3月11日に発生した東日本大震災では、首都圏を含めた日本の中心部と東北が被害にあったこともあり、交通網が麻痺、携帯電話などの連絡手段も使えず、情報が錯綜しました。そのため、事実とは異なった情報がまことしやかに出回り、さらに混乱をきたしました。
行政側からの削除要請
これを受けて、警察庁などの行政機関は、日本大震災に関してインターネット上で流布している事実無根の情報の削除をテレコムサービス協会など通信関連業界4団体に要請しました。
そこで、テレコムサービス協会では、有害情報などへの対応を規定した、「インターネット上の違法な情報への対応に関するガイドライン」に従って対処し、ホームページにその判断結果を公開しています。
これは削除で、こちらはOK
4月8日17時現在で、すでに4件報告されており、死体の画像が掲載されていたものは当然削除されました。事故を起こした原発の、原子炉製造メーカーについての投稿記述が事実でないことに対する削除要請については、
内容を確認するも、削除基準に抵触するものではないため削除せず。
とのことです。デマであるのか誤情報であるのかの判断を一律にすることは難しいようです。
テレコムサービス協会「東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への対応に関する情報提供」
http://www.telesa.or.jp/taisaku/