ボランティアに行く前に
3月11日に発生した東日本大震災では、20日以上経過した現在も、避難所生活を余儀なくされ、また行方不明のままの方も数多くいらっしゃいます。また福島第1原発事故により、さらに被害は拡大しています。
地震発生当初から、現地に行ってボランティア活動をしたいという人がたくさんいます。しかしながら、まだ混乱の続く中、個人がばらばらに準備もなく行くことは逆に迷惑になりかねないこともあり、初期の段階では、個人のボランティアの受け入れはされていませんでした。
準備してから行こう
東京ボランティア・市民活動センターでは、個人ボランティアを募集して、初心者は経験者とチームを組み、東京都が用意する大型バスで現地に運ぶことを予定しています。3月31日からホームページを通じて、東京に住んでいる人か都内に通勤通学している人を対象に募集し、宮城県に送る予定です。
条件クリアして現地へ
そのほか、現地の寒さに耐えうる防寒対策のできる方、お風呂に入れないことやトイレ、食事などの不自由に耐えられる方などの条件が付いています。
阪神淡路大震災のときも善意からボランティア活動に駆けつけた個人がたくさんいましたが、水の確保、寝泊りする場所などもなく行ってしまったため、混乱が起きました。このようなことにならないためにも事前にしっかり準備をして、まとまった形で現地に向かうのが良いでしょう。
東京ボランティア・市民活動センター
http://www.tvac.or.jp/news/21062.html