最悪の事態になれば、日本沈没になりかねない
民民主党の小沢一郎元代表は、3月28日に、震災後、はじめて地元の岩手県を訪問。達増拓也知事と県庁で対談した。対談後、小沢氏は記者団らに対し、復興ににはばく大な予算が必要だと述べ、被災地の事情にあわせ使える予算処置を国に働かきかけると述べた。
また、小沢氏は、福島第一原子力発電所の事故についても触れ「原子炉の溶融は以前から指摘されていた」と指摘し
原子力安全・保安院、内閣、東京電力とも明確な話はずっと避けてきた
と、菅内閣らの対応を批判した上、「最悪の事態になれば、日本沈没になりかねない」と述べている。
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小沢一郎ウェブサイトより旧来の災害復旧では間にあわない
震災による津波で甚大な被害をうけた、岩手県陸前高田市は、小沢氏にとって中選挙区時代の地盤だった。小沢氏の、震災から2週間以上たってからの地元入りについて関係者は
被災直後から地元入りを探っていたが、警備や受け入れ先の負担を考え、断念していた
と、述べている。
小沢氏は、被災地の復興について、「被害額を査定してから補助金を作る、旧来の災害復旧ではとりかかるのが、5月、6月になってしまい間にあわない」とし
地域の事情にあわせて使えるような国の予算措置が望ましい。私も今の立場でできることは仲間と相談しながらやる
と述べた。
asahi.com「小沢氏が岩手入り 菅内閣の原発対応批判」
http://www.asahi.com/politics/update/0328/TKY201103280189.htmlMSN産経ニュース『小沢氏、震災後に初の地元入り 知事と会談「莫大な予算投じないと復興できない」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110328/stt11032810390001-n1.htm小沢一郎ウェブサイト
http://www.ozawa-ichiro.jp/