計画停電実施も混乱
3月11日に発生した東日本大地震により福島第1原発事故が起こり、深刻な電力不足に陥り、計画停電が実施されています。5つのグループに分けられ、各グループ3時間ほどを予定し、場合によっては1日2回停電するグループもあります。
当初は、開始の前日の夜に発表したり、直前まで実施するかしないかを保留したりするなど、東京電力の対応により大混乱を招きましたが、最近は回避されることも多くなり、また2時間前には実施の可否を発表するようになりました。
グループ分けに不公平
しかしながら、そもそもグループに、荒川区や足立区の一部で実施されるのみで東京23区のほとんどが入っておらず、住宅街もあるのに、不公平ではないのかという批判が集まっています。また、グループ間でも実施率が異なっており、こちらでも不公平感は否めません。
私の要請が実現
このような中で、菅直人首相の元秘書で、東京都武蔵野市の松本清治市議が、市内の一部地域が対象から外れたことについて、「松本清治の要請が実現しました」などと記した市政報告レポートを配布し、これが批判を受けました。
松本氏は自身のツイッターで、
誤解を与えているとすれば申し訳ありません。レポートを読んでいただければ節電や経済活性を含め私の信念、行動がもう少し伝わると思います。決して地益誘導ではありません。全国的にみて、わかりにくい計画停電への問題提起と対案を示したかった。
と謝罪しました。
松本清治氏ツイッター
http://twitter.com/seiji_hero