気になる原発事故
3月11日に発生した未曾有の大震災による津波の影響で、福島第1原発が事故を起こし、その影響が今も続いています。電力不足や海への汚染水の排出や、メルトダウンなど次々に情報が飛び交い、しかもいまだに終息していません。特に放射能汚染に対する不安は、日々増すばかりで、情報がありません。
放射線量計測結果を公表
政府からはなかなか正確な情報が発信されず、いらだつ国民も多い中、独自に測定した放射線量を公表する自治体も現れました。例えば、神奈川県綾瀬市では、6月1日から独自に放射線量の測定結果をインターネット上で公開しはじめました。
綾瀬市の努力
綾瀬市では、モニタリングポストが設置されているわけではないのですが、簡易型測定器を用いて環境放射線量の測定を実施し、その結果を公表しています。特に、放射線の影響を強く受ける子供が利用する小・中学校、保育園、公園、児童館で測定しています。小さな子供をもつ親にとっては、このような情報が非常に重要です。
もはや政府の発表を待てない、自らの身は自分で守るという個人もこれから増え、自分で計測器を購入して測定する人も増えるでしょう。
綾瀬市 「環境放射線量の測定結果について」
http://www.city.ayase.kanagawa.jp/ct/other000019500/110601siryou03.pdf綾瀬市
http://www.city.ayase.kanagawa.jp/