東芝の社会インフラ事業領域全体で共同研究
東芝は、2007年からスタートしたエネルギー・環境分野における中国・清華大学との研究開発の連携を強化する。
両者は、これまで共同研究を進めてきたテーマに加え、電気鉄道システム、電気/ハイブリッド自動車、ビル省エネ技術、水処理プロセスなど、東芝の社会インフラ事業領域全体に対象テーマを拡大し、共同研究を開始する。
清華大内に共同の研究機関を発足
東芝らは、共同の研究機関として、新たに「清華大学-東芝 エネルギー・環境研究センター」を発足させた。
同センターでは、各種電力機器の高性能化・長寿命化や省エネ技術、スマートグリッドや炭酸ガス回収などの地球温暖化対策技術、BEMS(Building and Energy Management System)、EV/HEV、電気鉄道システム、水処理プロセスなどの研究を行う。
研究センターで得られた共同研究成果は、省エネ・環境分野における新製品開発等に反映していくとともに、清華大学と東芝の双方に帰属させることで、中国における省エネ・環境の推進、資源節約・環境保護型社会の実現に役に立てていくとする。
東芝 ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_06/pr_j0201.htm