株式会社バスキュールと株式会社ミクシーとが、合弁会社「株式会社バスキュール号」を設立した。
「株式会社バスキュール号」の概要
出資比率は、バスキューが66%。ミクシーが34%。代表取締役は、バスキュールの朴正義社長が就任。バスキュールは、世界中の人々に喜んでもらえるWebコンテンツを制作しており、世界各国で数々のインターネット広告賞を受賞している。今回、新会社は、ソーシャルメディアと組むことによって、新しい広告モデルの開発が期待されている。ソーシャルメディアは「mixi」と限らないとのこと。
同社は、2011年秋までに、3つのサービスを展開する予定。内容は、位置情報共有サービス、属性でターゲティングしたソーシャルサービスおよびソーシャルメディアと連携したラジオ番組だ。
さらに、同社は、バスキュールが2010年に制作したmixiアプリ「mixi Xmas」の2011年版を提供する。「mixi Xmas」は、ユーザーが友達同士で、可愛らしいくつ型のベルを鳴らし合ってポイントをため、抽選で商品が当たる夢のあるアプリ。2010年は約300万人が参加したが、2011年版はそれ以上のユーザー登録を目指す。
2010年の「mixi Xmas」では、ユーザーがデジタルアイテムを買うと、電子クーポンがもらえ、それを友達にプレゼントすると、「セブン-イレブン」の店頭でポッキーに変えられた。「バスキュール号」は、このようなソーシャルグラフ、電子商取引、ギフトが連携するような広告モデルを開発していく。
スマートフォン、ソーシャルメディアの発展とともに、これまでにないアイデアが出てくるのは頼もしい。「バスキュール号」はいったいどんな宇宙を作り上げるのか。今後、要注目である。
株式会社バスキュール株式会社ミクシー