東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、docomo、au、SoftBank各社の「おサイフケータイ」に対応するAndroidスマートフォンによる『モバイルSUICA』サービスを、2011年7月23日から開始する。
ウィジットによる残額確認が可能に
『モバイルSUICA』は、「おサイフケータイ」に対応する携帯電話をかざすだけで電車に乗れたり、買い物の決済に使用できたりするJR東日本による会員制電子マネーサービスだ。
これまでは『モバイルSUICA』がAndroid端末に対応していなかったため、同サービスを利用することができなかった。しかし、7月23日以降はその状況が一変することになるのだ。
利用できるサービスは、SF(電子マネー)のチャージや履歴表示、定期券およびSuicaグリーン券の購入、ビューカードを用いたオートチャージに加え、クイックチャージ、ウィジットによる残額確認機能などが新たに搭載された。
なお、対象機種に関しては2011年6月末頃、同社のWebサイトにて発表されるという。
Editor's eyes
関東圏で人気の高い『モバイルSUICA』サービスが、Android端末でも利用可能となる。これでスマートフォンに移行するための障壁がひとつ減ったという方も多いのではないだろうか。
東日本旅客鉄道株式会社リリース(PDF)