菅首相、サミットで原発維持表明
菅直人首相は、26・27日にフランスの
ドービルで開催される
主要国首脳会議(
G8サミット)に出席するため、24日にフランスへ出発する。18日、
枝野幸男官房長官が発表した。
菅首相は、
G8首脳会議の
冒頭で演説する予定になっている。
福島第1原子力発電所の大事故を受け、事故の教訓を広く国際社会に伝え、同じような事故が起きないよう再発防止に貢献する決意を表明する。また、原発の存続については、安全性を高めた上で、
「持続的で安定的な原子力利用を目指す」
と、
持続することを表明する。
初・インターネットに関する総合的な議論
議長国の
フランスは、当初、今回の
ドービル・サミットの目標について、
初めてG8首脳が
インターネットに関連する問題を総合的に深く議論する場にしたいとし、「デジタル経済の成長や情報通信技術の普及」の促進、「市民を確実に保護する」環境作りのために、政府がどのような役割を果たせるか、検討したいとしていた(在日フランス大使館、2月22日報)。
その後、3月11日に起こった
東日本大震災と
福島第1原発事故。世界の注目は
原発の安全性に集まっている。インターネット問題について、どれほど議論が深められるか不明だが、
ソニーの1億件におよぶ個人情報流出の事故もあり、
インターネットの問題も急を要する。
サミットの課題は山積している。
msn産経ニュース
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【G8】 インターネット、新しい課題