北海道から津軽海峡をこえて!飛べ!車いす
日本国内で使用されていない車いすを集め、東南アジアを中心とし
た国々に旅行者の手によって車いすを届けてもらう活動をすすめるNPO法人「飛んでけ!車いす」の会(札幌)の車いすの第二弾が震災被災地の盛岡市近郊に近々、飛ぶことになった。
第一弾は、4月に仙台市に届けられたが、第二弾となる今回は、5台の車いすが届けられる予定。
「飛んでけ!車いす」の会とは
同会は、日本で使われなくなった車いすを集めて修理をし、海外旅行をする旅行者の手荷物として、発展途上国の病院や施設に直接送り届ける活動を通じて、障がいを持つ人たちの力になること、そして車いすを通じて、人と人との交流を築き、世界中で起こっている様々な状況や福祉の現状を理解し、その解決に向け行動することを呼びかける啓蒙活動を行っている。
震災から二ヶ月以上が経過しているが、被災地や避難先には車いすを必要としている障がいを持つ人や高齢者がいるのを知り、少ないながらもなんとか車いすを届けることができないかと準備をすすめてきたという。
「飛んでけ」は小さな、小さな活動だけど、車いすを必要としている方に車いすを届けると決めました。
北海道から津軽海峡をこえて!飛べ!車いす。
(スタッフブログより)
これまで海外に飛んでいった車いすの数は、1970台(1月末現在)。
尚、同会は「車いすを提供する」「車いすを引き取る」「車いすを整備する」「車いすを海外へ運ぶ」など、さまざまなボランティアの参加者も募集している。
認定NPO法人『飛んでけ!車いす』の会事務局
〒060-0005
札幌市中央区北5条西6丁目 札通ビル2階
TEL/FAX 011-242-8171
認定NPO法人「飛んでけ!車いす」の会事務局
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