米国全土で記録的災害続出
ノースカロライナ州アッシュヴィルにあるNOAA災害データセンター(NCDC、NOAA’s National Climatic Data Center )の科学者によると、4月は米国全土で河川氾濫、竜巻発生、野火などの記録的災害が続出したという。
米国の4月の降水量は過去の平均値よりも約0.7インチ高かった。これは過去10番目に高い値だった。米国の4月の降水量の調査は1895年にはじまった。
米国の4月の平均気温は摂氏52.9度だった。これは過去の平均値(1901年から2000年の平均値)よりも約0.9度高い温度。
米国各地で記録塗り替える降水量
米国中西部、オハイオ・バレーでは記録的な降水を記録、オハイオ・バレーでは4月としては過去最大の降水量を記録した。米国北東部では過去2番目の降水量を記録した。
イリノイ州、インディアナ州、ケンタッキー州、オハイオ州、ウエスト・バージニア州、ペンシルバニア州でも4月としては1895年以降で最高の降水量を記録した。
ケンタッキー州の4月の降水量は平均11.88インチだった。これは過去の平均のほぼ3倍に当り、前回の1972年の記録を7.61インチ上まわった。
一方、テキサス州では4月としては5番目に少ない降水量を記録、かんばつに近い状態になっているという。
インディアナ州、ケンタッキー州、オハイオ州、ニューヨーク州、ペンシルバニア州でも記録的降水量を記録した。降水量は以下の通り:ウエスト・バージニア州(史上2番目)、イリノイ州バーモント州(史上3番目)、ミシガン州(史上5番目)、ミズーリ(史上6番目)、ワシントン(史上9番目)。
The Extinction Protocol: 2012 and beyond
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