放射能の影響か
福島県の避難エリアで突然変異で耳のないウサギが発見された。放射線の影響ではないかと懸念されているという。この耳のないウサギが発見されたのは福島県浪江町。
ニュースが最初に流れたのは動画投稿サイト「 YouTube」上だった。耳なしウサギの動画は5月21日に投稿され再生回数は2週間で2,000,000回を記録した。同サイトの紹介文では撮影場所は福島県浪江町と書かれていた。
ニュースサイト「MSN」の取材によるとこのウサギの飼い主は福島県浪江町に住む杉本祐子さん(56)。ウサギ小屋も同町にありこの町は福島第1原発から30キロ以上離れた場所にある。以下飼い主の言葉。
杉本祐子さん
ウサギは春が出産シーズン。小屋の中にある巣穴で出産するので耳なしウサギがいつ出生したかは正確にはわからない。5月7日にうっすら毛が生えている状態の赤ちゃんウサギを確認、11日にはまだ目が開いていなかったので4月末ごろに出生したのではないか。
専門家の見解は?
インターネット上ではこの現象は放射能の影響ではないかなど様々な憶測が飛び交った。専門家はどう見ているのだろうか。以下マイアミ大学生物学者(ウサギの専門家) Dana Krempels氏の言葉。
Dana Krempels氏
耳のないウサギは非常に珍しく過去にきいた事はない。このようなウサギが生まれた背景として様々な要因が考えうる。もしも突然変異であるというのならばそれはこのウサギ自身ではなくこのウサギの母親の遺伝子に突然変異がおきたからではないか。母ウサギが災害で被った極度のストレスが原因であるとも考えうる。
Time
http://newsfeed.time.com/2011/06/10/is-this-earless-rabbit-a-product-of-japans-radiation/