民主、現職4人が落選 3議席に後退
26日に投開票された西東京市議選で、民主党は現有する5議席を上回る、7人の候補者を擁立するも、現職4人が落選し、獲得議席数が3議席にとどまる結果となった。
西東京市は、中選挙区時代に菅首相の選挙区に含まれていたエリアで、11月の千葉県松戸市議選、12月12日の茨城県議選に続く、菅首相の地元での惨敗は、政局に影響を与えるものと見られる。
伸子夫人、蓮舫氏らが応援に駆けつけるも
西東京市議選は28人の定数に対し、立候補したのは34人で、うち民主党は7人を擁立。自民党も民主と同じ7人をを公認、2人を推薦した。民主の応援演説には、蓮舫行政刷新担当相や、菅首相の伸子夫人、河村たかし名古屋市長らが駆けつけた。
現有の5議席を上回る候補者を擁立し、議席確保を目指した民主党だが、現職5人中4人が落選、新人2人が当選し3議席獲得にとどまり、いずれも得票数は当選者の中でも下位だった。対する自民党は、落選したのが公認した1人だけだった。投票率は前回から0.7ポイントを下回る41.12%だった。
西東京市Web「平成22年12月26日執行 西東京市議会議員選挙 投開票速報」
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/topics/senkyo/senkyo/h221226_sigikaisen.html47NEWS「民主、西東京市議選で惨敗 統一選の首都前哨戦」
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122701000005.htmlMSN産経ニュース「菅首相の地元、西東京市議選で民主惨敗 過半数が落選、政局に影響」
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101227/elc1012270155000-n1.htm