橋本知事との対決影響か、府全体での支持は低調
産経新聞がインターネット上で、大阪府内在住の20歳以上を対象に行った意識調査で、平松邦夫大阪市長を支持するとの回答が、大阪府全体で34.3%とやや低迷していたものの、大阪市内在住者に限った場合は43.6%となり、ある程度の支持を得ていることが判明した。
一方、大阪市内在住者の不支持率は42%と、支持率に拮抗する結果となっており、橋下徹大阪府知事との対決姿勢が、平松市長への評価に悪影響をあたえているとも受け取れる結果となった。
「生活保護」、「児童虐待対策」に評価「スタジアムは反対」
調査は10日~12日に、大阪府在住の720人に呼びかける形で実施され、うち220人が大阪市内在住者だった。大阪府全体で見ると「支持する」6.3%、「どちらかといえば支持する」28%で、「どちらかといえば支持しない」が29%、「支持しない」は16.1%、「わからない」は20.5%と、不支持が支持を上回る結果なた。
対して、大阪市内在住者に限定した場合、「支持する」10.0%、「どちらかといえば支持する」が33.6%、「どちらかといえば支持しない」が26.8%、「支持しない」は15.5%、「わからない」は14.1%と、支持と不支持がほぼ拮抗する結果となった。
支持の理由として「安定感」を評価する声があげられた反面、不支持の理由に「リーダーシップ」不足を指摘する声もあった。
平松市長の政策に関しては、生活保護行政改革や、児童虐待対策、市役所改革などが、70~80%と高い支持を得ているものの、JR大阪駅北側へのサッカースタジアム誘致に関しては、70%以上が「支持しない」と回答していた。
MSN産経ニュース「平松市長の支持率44% 不支持も42%、橋下知事対決が響く」
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101216/lcl1012161138005-n1.htm平松邦夫(ひらまつ くにお)公式サイト
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