VPNを利用して検閲を回避か
先週末の2月19日~20日かけて、ネットから中国で「ジャスミン革命」を起こすべく、反体制デモを呼びかけていた匿名グループが、毎週日曜日午後にデモを行うよう、再度呼びかけていていることが明らかになった。
デモの呼びかけは、米国を拠点としている、中国反体制系のニュースサイト「博訊新聞網」に掲載されているほか、Twitterなどで行われているが、現在、両方とも中国内では遮断されており、実際は、VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用して検閲を回避していると見られる。
※画像は
博訊新聞(中国語)
「無視」か「規制強化」か 中国当局のジレンマ
デモの呼びかけが、VPNを通して流布している場合、VPNを利用している中国人にしか見られない可能性がる。一方、中国で遮断されていないビジネス向けSNS・LinkedIn(リンクトイン)経由で読んだという報告も寄せられている。
呼びかけでは
参加者のみなさん、そぞろ歩きをしたり、眺めたり、通り過ぎるふりをしよう。あなたたちが存在しているだけで当局は恐れを抱くのだ
と、中国18都市での反体制デモ参加を求めている。
先週末のデモは、中国当局がインターネットやメールに対する規制を強化、大量の警察官を導入し、失敗に終わった。その際、活動家、数十人を一斉検挙したことから、今回の呼びかけが、大規模なデモに発展しないと見ているが、中国当局は、呼びかけを無視するか、規制をエスカレートさせるかのジレンマを抱えることとなった。

博訊新聞(中国語)
http://www.boxunblog.com/ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版『ネットに再び「ジャスミン革命」の呼びかけ=中国』
http://jp.wsj.com/World/China/node_186883