中国の反体制サイト「ジャスミン革命」の呼びかけ後に、攻撃される

米国を拠点にする中国反体制系のニュースサイト「博訊新聞網」がサイバー攻撃をうけ、閉鎖に追い込まれている。「博訊新聞網」は、中国共産党による一党独裁を反対する「ジャスミン革命」集会を呼びかけていた。

「博訊新聞網」は、2月19日未明から、ハッカーからの激しい攻撃をうけ、アクセスできなくなった。サイト上では、「ジャスミン革命」集会の呼びかけの詳細を、2月19日に報道したばかりであった。

※画像は「博訊新聞網」臨時サイト

中国国内では、独裁体制が崩壊したチュニジアの「ジャスミン革命」にならい、北京や天津、上海、広州など主要13都市で、民主化や、政治改革を求める集会の開催を、インターネットを通して呼びかけられていた。中国当局はかなり警戒していると見られ、北京では検索に規制がかかっている。

インターネット上では、博訊新聞網へのハッキングは、「中国当局によるサイバー攻撃」がおおかたな見方だ。現在、博訊新聞網は、臨時サイトを開設し、引き続き「ジャスミン革命」の情報を配信している。



博訊新聞網　臨時サイト（中国語）
http://www.boxun.com/

時事ドットコム『中国反体制派系サイトに攻撃＝「革命」集会呼び掛けの詳報後』
時事ドットコム『中国に「ジャスミン革命」を＝ネット上で集会呼び掛け』
http://www.jiji.com/jc/
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