50人の作業員
3月11日の大地震の影響で福島第1原発で事故が発生しています。立て続けの爆発や放射性物質漏れなど次々に問題が起こる中、最後まで残って働き続ける50人の作業員に対して、ニューヨークタイムズが記事を寄せています。
顔の知らない50人
記事では、東京電力が作業員の名前などを発表していないためか、facelessな50人と表現し、重い荷物を持って、防護服を着て、懐中電灯だけで危険を顧みず賢明に働いている50人の作業員の献身的な働きぶりを絶賛しています。
次のチームは見つかるのか
作業員は被爆の限度が決められていて、その限度に達したら、現場を離れることになっています。今、働いている50人の作業員は、まさに死をも恐れず決死で作業に取り組んでいるのです。
ニューヨークタイムズの同記事では、その際に次のチームを見つけるのは困難ではないかとの憶測も掲載しています。早い時期に原発事故が改善されることが望まれます。
ニューヨークタイムズ Last Defense at Troubled Reactors: 50 Japanese Workers
http://www.nytimes.com/2011/03/16/world/asia/16workers.html?_r=1&scp=1&sq=50&st=cse