ネット政治時代はじまる
ツイッター議員に代表されるような政治活動や、事業仕分けのインターネット放送など、インターネットを使った活動が大変活発です。地方自治においても、徐々に、市長や知事がツイッターでつぶやいたり、議会をインターネット中継したりと、さまざまな活動が行われていますが、果たして、実際に市民はこれらをどれほど活用しているのでしょうか。
インターネット議会中継、あなたは見る?
小田原市では、インターネットで議会中継を行っています。市議会は「市議会に関するアンケート」を実施しました。カナコロの伝えるところによれば、
アンケートの対象は住民基本台帳から無作為抽出で選ばれた18歳以上の小田原市民3千人で、回収数は912人(回収率30・4%)。設問数は17問。
アンケート結果によれば、市議会に関心がある21.8%、少しある46.2%と答え,約7割が何か関心をもっているという結果でした。しかし、その反面、インターネット議会中継を見たことがないと、87.9%の人が答え、ときどき見る1.0%、よく見る0.3%でした。
関心=視聴率ではない
議会に関心はもっているけれど、議会自体をインターネットで見るほどの興味はないといったところでしょうか。中継はポイントを抑えてみることができるわけではないので、長時間見続けるほど時間がとれないのかもしれません。だらだらと流すだけでなく、ポイントを抑えた内容を放送する必要があるでしょう。
カナコロ 「小田原市議会に「関心ある」7割、ネット中継は9割が「見たことない」/神奈川」
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1008300050/小田原市議会
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/citycounc/gikai.html