国会議員歳費4700万円返納へ
日割法案が改正される前は国会議員として1日でも在籍すれば、1カ月分の歳費約130万円が支給されており、法律の改正により国会議員の歳費の自主返納が可能になりました。
国の借金が増え続ける一方で、国会議員に関しては無駄が多いことを証明しており、なぜこのような制度が存続していたのか、批判の対称となっております。
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NHKニュースによると
さきの参議院選挙で当選した新人議員と元議員の59人全員が、議員になる前の額を自主返納することを申し出た結果、およそ4700万円が国庫に返納されることになりました。
と、日割法案の改正により、参議院の新人議員など4700万円の歳費が国庫に返納されることになりました。
改正前は日割り計算した場合に歳費を国庫に返納すると、公職選挙法の公職の候補者等の寄付の禁止の規定が適用され、公職選挙法が禁じる寄付行為に当たり返納が出来ませんでした。
唐突に消費税増税を首相が口にしたり、税金を上げる議論は活発に行われていますが、国会議員だけが優遇されている状態では、納得できる国民は少ないのではないでしょうか。
NHKニュース「議員歳費 4700万円を返納」
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100818/t10013414531000.html