危険は身近に潜んでいる
最近、よく製品の不具合による自主回収などが食品、自動車、電気機器製品などさまざまな製品に見られますし、よくニュースでも耳にするかと思います。
筆者も実際、買っている猫のペット用品が不具合で自主回収の対象になったという経験があります。その際、どうやって知ったかというと、たまたま購入したお店に別の買い物で立ち寄った際に、自主回収についての張り紙を見つけ、知った次第でした。もしお店に行ってなければ、今でも知らないまま使っていたかもしれません。
事故情報はインターネットで
消費者庁では、生命・身体に関わる消費生活上の「事故情報」「危険情報」を関係機関から集め、インターネット上で「事故情報データバンクシステム」を公開しています。
消費者庁・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省の5省庁と、国民生活センター・消費生活センター・日本司法支援センター・製品評価技術基盤機構の4機関の、計9つの省庁・機関が個別に保有している事故情報を検索できるようになっています。つまり、ここを見ればほぼ全領域の情報が一度に見られるのです。
簡単発見で自分を守ろう
トップページは、注目事故情報や注目事故情報リストが表示されています。また、すぐに目的のものにたどりつけるよう、キーワード検索もできます。2010年8月9日現在、18,313件が登録されていますので、すごい数です。使っている製品が事故を起こしていないかどうか、自宅にいながら簡単に発見し、すぐに対応できます。
事故情報データバンクシステム
http://www.jikojoho.go.jp/ai_national/