住民票の写しを取得するには
住民票の写しや印鑑登録証明書を発する必要があるとき、あなたは、会社を休んで平日に役所に出向いていませんか?タイミングが悪いと、行列に並んで、さらに発行まで待たされるなんていうことも時々あります。
時間に追われた生活をしている我々、現在日本人にとっては、本当に無駄の多い時間になってしまい、イライラすることも多いのはないでしょうか。生活に支障をきたすこれまでの申請方法に最近変化がありました。
コンビニ交付が始動
今春から、住民基本台帳カードを利用して「住民票の写し」等の証明書をコンビニで交付するサービスが開始しました。
居住する市区町村に関わらず、夜間や休日、通期途中など住民の都合に合わせた時間帯に、全国のコンビニに設置しているキオスク端末で申請し、証明書等の取得をその場でできるもので、証明書交付のための申請書の記入や窓口の待ち時間はありません。
個人情報漏えいはしないの?
コンビニ交付は便利なシステムですが、気になるのは、コンビニの店員に個人情報を見られるのではないかということです。住民票は住所はもちろんフルネームや世帯主との続柄などまでわかってしまい、非常に機密性の高い情報がつまっています。
でも大丈夫。コンビニの店員を介さずに自分で、住基カードを利用してマルチコピー機を操作し、証明書を交付申請します。では、取得した住民票を提出した先での改ざんの心配はないのかとの疑念もあるでしょうが、こちらも問題なく、コンビニ交付では、コピー用紙にプリントした証明書の表面と裏面に3種類の偽造・改ざん防止処置を施します。これまで時間的に余裕をもたなければ、取得できなかった証明書ですが、コンビニ交付により、突発的に必要になった場合でも近所のコンビニにいけば、簡単かつ安全に取得できるのです。
総務省 「コンビニエンスストアのキオスク端末による証明書等の交付(コンビニ交付)」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/22772.html