懲戒免職の阿久根市職員、復職へ
鹿児島県阿久根市役所内に張り出された、各課ごとの職員給与総額を書いた紙をはがしたとして懲戒免職処分を受けていた元係長が復職しました。
阿久根市長の竹原信一氏が先決処分で決定した、副市長の仙波敏郎氏が就任時に公言しており、職員にとっては念願の職場復帰となります。
YOMIURI ONLINEによると
職場に戻り、皆さんの顔を見た時にほっとした
とし、復職した元係長は記者会見で喜びをあらわにしました。
鹿児島地裁は懲戒免職処分を取り消す判決を言い渡しましたが、市側はこれを不服とし控訴し、現在係争中であり、司法の判断によっては復職が覆る可能性もあります。
元係長は毎朝登庁しては自宅待機を命じられており、市側は裁判所の命令によるの給与支払いを拒否し、預金を差し押さえ一部を払うなど、阿久根市政の混乱が目立ちます。
YOMIURI ONLINE「「やっと帰れた」復職の阿久根市係長会見」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100804-OYS1T00176.htm