陳情一元化の停止
鳩山政権時には幹事長室で陳情を一元化しており、当時の小沢幹事長に権力が集中するのではないかと指摘されていました。民主党は陳情要請対応本部を設置することにより権力の集中を防ぎ、公平性・透明性を高める狙いです。
陳情要請対応本部第1回開催
22日に国会内で陳情要請対応本部第1回会合が開かれ、本部長の枝野幸男幹事長代理が冒頭で、政権交代後の一年間の陳情に対応した経験をふまえ、今後更なる良い対応をするためには関連組織との連携が重要と訴えました。
民主党によると、枝野幹事長代理は
(各組織の)いろんな立場から複眼的に見ていくことによって、公平性・透明性を高めていくことが重要だ
と述べ、陳情要望に優先順位をつける難しさを説明しました。陳情要請対応本部の設置には脱小沢を示し、小沢氏の強制起訴のダメージを少しでも減らす狙いがあります。
民主党「陳情要請対応本部第1回会合を開催」
http://www.dpj.or.jp/news/?num=19100