劉氏のノーベル平和賞と日中関係
日本では強いメッセージを示すことが出来なかった中国に対して、ノーベル賞という民間団体が与えている1つの賞は、中国そして世界に強いメッセージを投げかけました。
中国で服役中の民主活動家・劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞したことについて尋ねられ、菅首相は記者団の質問に以下の様に答えました。
民主党によると
普遍的な価値である人権についてノルウェーのノーベル賞委員会が評価されたと受け止めている
と述べ、更に賞に込められたメッセージについて尋ねられると
ノルウェーのノーベル賞委員会がそういう評価をされて、そういうメッセージも込めて賞を出されたわけですから、そのことをしっかりと受け止めておきたいと思う
と、劉氏が受賞したことによるメッセージをしっかりと受け止めたいと述べました。
日本では沖縄県尖閣諸島で起きた中国船衝突事件の中国の強行姿勢は記憶に新しく、日中間だけでの交渉には限界を感じている最中での受賞となりました。日本のメッセージとは何か、把握している人間は少ないのではないでしょうか。
民主党 「【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶらさがり、仙谷官房長官会見、瀧野官房副長官会見」
http://www.dpj.or.jp/news/?num=18988