菅首相続投で何が変わる
14日に決定された民主党代表、民主党の代表を決める選挙ではありますが、事実上総理大臣を決める選挙でもあり、注目に値する選挙でした。
朝日新聞社が14日、15日に実施した世論調査によると、
内閣支持率は57%(不支持24%)。4、5日の前回調査の49%からさらに上昇し、6月の内閣発足時(60%)に近い水準まで回復した。
と、菅政権の支持率が大きく回復しています。
[画像は代表選当日の記者会見]
選挙前は小沢氏が有利ではないかといった専門家の予想もありましたが、実際は菅首相の大勝に終わり、小沢氏は無類の選挙の強さを発揮できませんでした。
菅VS小沢の構図で支持率回復
しかし、小沢氏が立候補したことにより、菅首相の求心力が強まり、菅政権の支持率の上昇にも繋がりました。
菅政権にとっては小沢氏という敵対勢力が作られたことにより、菅VS小沢というシンプルな構図が確立され、世論を味方にすることが出来ました。
選挙で負けるというリスクも有りましたが、今回の小沢氏の立候補により菅政権が得たもの大きく、以前より強固な政権を築き安定した政策を実効する足がかりとなりました。
asahi.com「菅氏続投歓迎72% 政治進む28% 朝日新聞世論調査CommentsAdd Star」
http://www.asahi.com/politics/update/0915/TKY201009150427.html民主党「【臨時党大会】これからが本格稼動、責任果たすため全力を挙げる 菅代表が会見で表明 」
http://www.dpj.or.jp/news/?num=18858