代表選、次は連立・連携
民主党の代表選が終わると、連立・連携の話が活発化します。野党のどの党がキャスティングボードを握るかによって、消費税や公務員改革などの政策に大きな違いで出る可能性があります。
時事ドットコムによると、新党改革の舛添要一代表はフジテレビの番組で、
内向きの議論をしていても仕方がない。われわれは党派を超えてやるべきことはきちんとやるという視点に立ちたい
と、民主党との連携を匂わせました。
また、自民党の石原伸晃新幹事長は、東京新聞にて
政策的には菅(直人首相)さんの方が近い。財政で漫然と構えている余裕はないとの認識を菅さんが持つなら、抱きつかれてもいい
と述べ、菅氏が代表となった場合には、抱きつかれてもいいとしました。
野党はねじれ国会により、連立・連携することで独自の政策を与党に組み込みたいと思っており、条件は出しているものも連立・連携をしたいのが本音ではないでしょうか。小沢氏の動向しだいと見られていますが、政界再編の可能性も視野に入れるべきなのかもしれません。
時事ドットコム「民主との連携に含み=舛添氏」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091200067東京新聞「『首相続投の場合は財政再建で連携も』 自民・石原幹事長が言及」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010091102000041.html