サッカーのサポーターとは違う
民主党の代表選挙において投票権をもつサポーターとは、18歳以上の者であれば外国人でも登録できます。現在、政権をとっている民主党の党首ですから、代表を選ぶ=日本の首相を決めるという図式になります。
この登録は党のホームページから簡単に申し込めます。民主党は、事業仕分けをネット配信するなどインターネットを有意義に活用していますが、サポーターの登録に関してもインターネットをうまく使っています。
横文字にだまされるな
サポーターと聞くと、サッカーを連想し、いかにも身近な存在に感じ聞こえは良いです。しかし、国籍をもたない外国人が投票すると憲法違反ではないかという疑惑があります。
憲法15条は首相を含む公務員選定を「国民固有の権利」と定めています。国民とは、常識的に考えて、日本国籍を有することが必須条件ではないでしょうか。
執行部はこう考える
これに対し、yahooニュースの伝えるところによれば、
枝野幸男幹事長は8月9日の記者会見で「将来的にいろいろ検討しないといけない。国政への参加要件は国籍で判断すべきだ」と述べていたが、6日には「次の執行部に委ねたい」と先送りを表明した。
違憲であるかどうかは現在つきつかられている問題であり、先送りすべきようなことではありません。権利のないものに日本の首相を決められたのでは、民主党の党員やサポーター以外の日本国籍を有する者に対して無責任といえるでしょう。早い解決が待たれるところです。
yahooニュース 無責任すぎる外国人投票 民主代表選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100906-00000606-san-pol民主党 サポーター申し込みページ
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