尖閣中国漁船衝突ビデオ流出で
動画配信サイトyoutubeに尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の44分間の映像が流出したことが、世間を騒がせています。もともとの映像は衝突された巡視船から衛星を通じて海上保安庁に送信されたもので、これを研修用に編集したものが今回流出したものだということまでがわかりました。
経緯も徐々に明らかに
10月18日には馬淵国交相が映像の取り扱いに注意を促しましたが、映像を所有していた機関のうちのひとつ、石垣海保ではそれまでの間、職員であれば自由に閲覧できたそうです。大臣の注意があるまでは映像の管理はしていなかったので、PCにはパスワードなども設定されていなかったので、USBなどで持ち出そうと思えば簡単にできた状況でした。
世論は流出擁護?
ビデオを公開すべきだという声は流出前から多く、Jcastニュースの伝えるところによれば、
街では「sengoku38」 のハンドルネームをもじった「SGK38」と書いたTシャツや帽子が売られているそうだ。
sengoku38はyoutubeに映像をアップロードしたアカウント名で、それがTシャツになって出回っています。すでにアカウントは削除されていますが、国が非公開としていたビデオを流出させたことで、英雄視されつつあるのではないでしょうか。
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/海上保安庁
http://www.kaiho.mlit.go.jp/