増えるか個人献金、ネットで政治献金

yahoo では「みんなの政治」というネット献金ができるポータルサイトを運営しています。個人献金に限って1,000円以上から献金が可能です。クレジットカード払いができます。その他、話題になっているトピックスに関する意見を集める政治投票や、同様に、国会議員に対するアンケートも実施しています。6月11日現在は、「米軍普天間飛行場の移設問題で、最も望ましい解決策は何だと考えますか？」という非常にタイムリーな質問が投げかけられています。

yahooでは、公明党の魚住裕一郎氏、みんなの党の江田けんじ氏、自由民主党の小池百合子氏、そして民主党の細野豪志氏を招いて5月27日に「ネットで政治献金」に関する討論会を行いました。まず一番費用がかかるのが私設秘書の人件費だということです。生計を立てようと思っていては秘書をやっていけない、そもそも秘書を置く余裕がないなど、非常に厳しい財政状況です。CNETの伝えるところによれば、



とのことで、秘書がいなければ、政治家としての活動がうまくできない事情もあり、一方で秘書への給料もままならない現状との板ばさみです。
そんな状況の中、ネットによる個人献金が可能になったことは、明るい兆しだといえます。しかし、当初1,000円から5万円までの範囲でした。アメリカの大統領選挙のときはクリックで、10円から献金できました。討論会に参加したどの議員も、もっと少額で献金できることが重要だと考えています。また、そこで11日から500円から献金できるようにシステムを変更しました。非常に早い対応で、この討論会の意義があったと思います。



yahooみんなの政治
http://seiji.yahoo.co.jp/

CNET　「“ネット献金”は国民の政治意識を変えるか--国会議員がヤフーで討論会」
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20414237,00.htm