ツイッターの自粛
ネット選挙が解禁されることになり、これまでできなかった選挙期間中のホームページやブログの更新ができるようになりました。しかし、ミニブログツイッターの解禁は自粛、事実上見送りとなりました。
経緯
ツイッターを見送った経緯には下記のようなことがあったという裏事情が、産経ニュースに掲載されました。与野党協議で座長を務めた民主党桜井充参院議員に関して、
桜井氏が「自分でツイッターをやろうとしたら、すでに、自分になりすましてツイッターをしている人がいた」という逸話だ。(中略)桜井座長のこの発言が、与野党協議で「ツイッター解禁見送り」の流れを決めたということらしい。
たしかに、すでになりすまされていたという既存の事実をつきつけられれば、ツイッター解禁には踏み切れません。ツイッターも解禁の対象にするために、ホームページやブログと比べて大きな違いや利点が示されない限り、解禁しようという話にはならないのも分かります。
ネットは使う、でも投票には行かない
上記の記事では、若者がネットで魅力のある候補者がみつかれば別だけど、投票には基本的には行かないと発言していました。大学院生だという彼らは、まさにネット世代です。ツイッターもメールも使えない選挙では、若者層を捕らえることはできないのかもしれません。ネット選挙解禁といっても、規制が多く、ネットを使いこなせる若者にとっては、魅力的ではないのです。