支持率のV字回復生かせず
7月11日に行われた参院選、民主党は連立与党として議席の過半数を維持することができず、惨敗という結果に終わりました。
鳩山前首相の突然に辞任により、菅直人政権が誕生し、内閣支持率はV字回復を見せました。国会の会期を延長せず支持率の高いまま、参院選へ突入したいとの思惑とは裏腹に、支持率の急降下後の参院選本番となりました。
消費税増税発言が原因
菅首相は12日未明に行った記者会見で、民主党によると
消費税について触れたことが唐突な感じをもって伝わった。事前の説明不足だったと思う
と、自身の消費税増税発言が、民主党の敗北に繋がったと反省の弁を述べました。
菅首相の消費税増税発言は、内閣指示率の急降下の原因とも言われており、首相の軽率な発言が民主党を惨敗させる一因となりました。最近の傾向として、政権発足時には支持率が高く、その後支持率が下がっていくのが慣例となってしまっているようです。
特定の企業が調べている支持率が政権の存続に大きな影響を与えてしまっているのが現状で、技術の発達により短いスパンで支持率を発表しており、首相の在任期間を短くしている原因ではないかという指摘もされています。
民主党 「新たな気持ちで再スタートしたい 菅代表が会見で」
http://www.dpj.or.jp/news/?num=18576