ターゲットは検索
googleで検索をしたときに検索用語に関係する広告が、検索結果の右列に並んでいます。google検索エンジンを使ったことのある人であれば、一度は見たことがあるでしょう。
このgoogle AdWorksという機能を利用した選挙活動で2010年1月のマサチューセッツ州の連邦上院議員補欠選挙における共和党のスコット・ブラウン議員が勝利しました。
【画像 -
http://www.flickr.com/photos/matsudayukihiro/】
ブラウン氏の戦略
『Wall Street Journal blog』によると,
ブラウン氏の名前や対立候補の名前を検索した人に表示されるようにしたことで、自らのHPへのアクセスを増やすことにブラウン議員が成功。検索だけでなく、youtubeやgmailでも同様の機能が使えるので、アクセスされる頻度がより高い
ということが勝利の要因に挙げられています。
ソーシャルネットワークも活躍
ご存知TwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークも選挙戦に一躍かっています。同誌blogでは、
ブラウン議員は、Twitterのフィードを利用して、サイトの更新情報を伝えて、誘導した。このようなネットサービスを利用した選挙では、従来の選挙活動方法よりも経費が少なくて済む
という点もブラウン氏の勝利に結び付けています。今後選挙活動のツールとして、ネットの利用が期待されます。
How Scott Brown Used Google to Reach Massachusetts Voters(Wall Street Journal blog)
http://blogs.wsj.com/washwire/2010/01/19/how-scott-brown-used-google-to-reach-massachusetts-voters/