支持を訴えるチェーンメールはどれだけ広がるか
Mail Onlineのニュースサイトによると、イギリスで保守党がオバマ方式のインターネットキャンペーンを開始し、数百万の有権者にメッセージを届けようと試みている。
アメリカのオバマ大統領のインターネットキャンペーンの成功例に基づき、保守党のデビッド・キャメロン党首は自身を特集したユーチューブのビデオクリップ付きのEメールを配信し、多くの人々に支持を呼び掛けている。
Eメールでは送信先の有権者達にファーストネームで呼び掛け、キャメロン党首はそのメールを3人の友人や同僚、家族に転送するよう依頼している。
このEメールは最初は保守党に関する追加情報の配信を希望した人に送られているが、その後のバイラル効果によって数日のうちに数百万人の受信ボックスに届くだろうと、保守党情報筋は予測している。
イギリスでも"Change"?
キャメロン党首は以下のように話している。
「もし我々がこの選挙で勝利すれば、我々はこの国をより良く変えるための更なる機会を提供することができる。より多くの人が参加してくれれば、変化を起こす力はより強くなる。人々が共感し、自分の役割を果たしてくれることを切に願う。変化はここから始まっている。」
労働党も保守党もオバマ大統領に倣って同様のキャンペーン戦略を採用している。インターネットは今回の総選挙の選挙活動においてかつてないほどの大きな役割を果たしており、各党は浮動票の取り込みに躍起になっている。
保守党は先月初めからの合計で既に25万ポンド以上をインターネット上で調達している。これは人々に小額の寄付を募ったもので、一人当たりの平均は約50ポンドである。同党はまた、フェイスブックでも同党の20,000人のファンに対してキャンペーンを行っている。
前回のアメリカ大統領選では、有権者たちはオバマ陣営からのEメールを毎日のように受信し、集められた寄付の90%はインターネット経由であったと推測されている。
来月6日の投票日まで、選挙戦は更に過熱することが予想される。
Tories send Obama-style chain letter via Facebook and Twitter inviting people to 'join Government'
http://www.dailymail.co.uk/news/election/article-1265745/General-Election-2010-Tories-send-Obama-style-chain-letter-Facebook-Twitter-inviting-people-join-Government.html