新型インフル向け「ダチョウ抗体マスク」などテーマにセミナー--福岡大で

「ダチョウ抗体マスク」と「事業継承」をテーマに、平成22年度4月期の福岡大学産学官連携センターが、4月15日にセミナーを開催する。

「ダチョウ抗体マスク」（ダチョウの卵から生まれた抗体を使用したマスク）は、新型インフルエンザの拡大とともに爆発的なヒット商品となった。

このマスクは、文部省・科学技術振興機構（JST）の独創的シーズ展開事業・大学発ベンチャー創出推進プロジェクトの研究成果を基に、産官学連携開発により実現した商品で、日本臨床内科医会インフルエンザ研究班より推薦を受けている。

今回、これを開発・製造・販売するCROSSEED（クロシード）(株)　代表の辻正和氏による講演があり、同氏は“産学官連携”“大学発ベンチャー”と“同大商学部卒”と3つのキーワードを持つという。

また、現在中小企業経営者の大きな課題である事業継承について、中小企業基盤整備機構九州支部の事業承継コーディネーター　薗田恭久氏による講演も行われる。





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