候補者選び
ネット選挙、議会のネット配信、Twitter議員、何かと政治の世界にもインターネットが浸透しはじめていますが、今年の参議院選挙では、候補者もネットから擁立する動きがでてきました。
2ちゃんねるから生まれた候補者
三橋貴明氏は自民党が擁立する、インターネット掲示板「2ちゃんねる」から生まれた候補者です。
彼は、中小企業診断士という資格を保有し、独立開業していた一般人でしたが、韓国の経済が破綻するという独自の分析を2ちゃんねるで発表して一躍注目されるようになりました。
選挙活動
4月3日に行われたコスプレパーティ兼政治資金パーティの様子を、日経ビジネスオンラインは以下のように伝えています。
参加を呼びかける手段はホームページ(HP)やブログといったネットのみ。それでも、パーティーには北海道や大阪など全国から約200人が参加した。もちろん会費5000円や交通費は「自腹」だ。これに先立って秋葉原駅そばで行った街頭演説にも、ネットを通じた呼びかけだけで500人の聴衆が集まった。活動の模様は関係者や聴衆の手ですぐにネット上にアップされる
ネットから生まれた候補者は選挙活動もネットのみを活用するということでしょうか。それでも人が集まり、ネットワークも拡大していきます。しかし、候補者がネットを使ったからといって、必ずしも同様の結果が得られるわけではなく、三橋氏のカリスマ性に依存するところが大きいと言えるでしょう。
三橋貴明後援会 オフィシャルサイト
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/日経ビジネスオンライン: 「ネット」が変える参院選
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100415/214007/2ちゃんねる掲示板
http://www.2ch.net/