注目のネット選挙
インターネットを通した選挙活動や政治活動が注目され、楽天主催のネット献金サイト「LOVE JAPAN」など大手イーコマース企業の参入が活発です。しかし、ネットで献金を集めることは、それほど簡単なことではないようです。
数万円
YOMIURI ONLINEの伝えるところによると、企業献金を受け取らず、党からの政党交付金と個人献金のみを受け取る民主党の三村和也衆院議員がLOVE JAPANで集めた献金について、
同サイトが運営を始めた09年7月からの献金申込数は627件。三村氏が集めたのも、138万円のうちの1万6000円(5件)だけだ。早くからネット献金に取り組み、知名度もある自民党の世耕弘成参院議員でも、数万円というのが実情だ。
と、伝えています。10ヶ月で1万6000円、つまり1ヶ月1600円では、足しにもならないでしょう。個人献金には頼れないことが浮き彫りになりました。
日本では根付かない
アメリカでは個人が投資したり、献金する文化が根付いていますが、日本では献金や投資は企業が行うものという意識が強く、根付くには時間がかかるでしょう。楽天市場のトップページをみてもLOVE JAPANで個人献金ができるということはわからないので、運営側の努力も必要です。
YOMIURI ONLINE: ネット献金、議員トホホ…登録すれど額伸びず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100502-OYT1T00017.htmLove Japan
http://seiji.rakuten.co.jp/