「言い訳ばかり」枝野担当相、苛立ちを隠さず
「事業仕分け第2弾」2日目に対象となった理化学研究所でアシスタントに理研職員の妻を雇い、月給50万を払っていることが明らかになり、
「研究員の配偶者を秘書として雇用する場合は、国民の誤解を招きやすいので、たとえ能力が高くてもまず外部の人材を採用すべきである。公募においても親族の採用は好ましくない。」
と理研に対する不透明な体質に指摘がされました。
また、理研側に対し枝野幸男行政刷新担当相が
「全部言い訳ばかり。多額の税金を使っているという意識がなく、ガバナンスをお任せできない」
と苛立ちを隠さず声を荒げました。
スパコン1位奪取の見込みがなし
行政刷新会議が公表している資料にはスパコンについて
ほぼ全員の方が1位奪取の可能性が低い、1位奪取の見込みがないということを1つの結論として出しており
とコメントの取りまとめとして述べており、前回の事業仕分けで「世界一を目指す理由は何か。2位ではだめなのですか」と発言した蓮舫議員の言葉を踏まえてのコメントとなりました。
理化学研究所に対する事業仕分けの結果
対象事業:(1)新たな研究領域を開拓し科学技術に飛躍的進歩をも
たらす先端的融合研究の推進、(2)国家的・社会的ニーズを踏まえた戦略的・重点的な研究開発の推進、(3)委託業務関係
評価結果:(1)(2)
ガバナンスに大きな問題、国を含めた研究実施体制のあり方について抜本的見直し評価結果:(3)
事業規模は縮減・コスト意識をもった取組みが必要内閣府 行政刷新会議
http://www.shiwake.go.jp/shiwake/detail/2010-04-26.html理化学研究所
http://www.riken.go.jp/