夜間勤務介護者、大量退職
知的障害者への介護サービスを提供しているIHCとその従業員による労働争議が、ニュージーランド国内各地に拡大している。
IHCの約800人にも上る夜勤に携わる介護人たちが、一夜にして退職するという事態が起こった。全国には、約3000人ほど知的障害者の介護に携わる従業員がいるが、その人々の賃金2%引き上げの交渉が決別。さらには、従業員のために各地に備えられている募金箱の受け渡しがIHC側に拒否されたのことが原因だのようだ。
労働組合、真実の追及に乗り出す
サービスおよび食品労働組合のスポークスマン、アリステアダンカン氏は、IHC側が従業員との交渉の場に現れないために労働争議に発展したと説明する。
なお、組合側はニュージーランド各地に出向き、IHC社側が空だと主張する募金箱の点検に乗り出し、真相解明につとめることになる。
編集部 青空ひなた
newstalkzb
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