携帯から時と場所によらず保険加入可能になる
"au"の携帯電話から、必要なときに必要な補償をその場で加入でき、万一のときにも即座に保険サービスを受けられることになる、そんなライフスタイルに応じた損害保険を、auコンテンツの一環としてラインアップし、ユーザーサービスをする計画という。
例えば、旅行サイトで携帯から申し込める保険を提供するというように、au のモバイルコンテンツと損害保険を組み合わせたり、携帯サービスの利用シーンに応じて最適な保険を付加したりといったサービスなどを想定しているという。
実施予定は?
1月29日に、”あいおい損保”と”KDDI”が携帯電話を主体とした損害保険会社設立を発表し、関係当局の許認可を受け2月に準備会社を設立、予定では来年上半期以降に業務開始するとのこと。
新損保会社では、au 携帯電話コンテンツの一環としてこれを加えることにより、いつ、どこにいても簡単に利用できる、「au だからこそできる新しい保健サービスの実現を目指す」といい、従来までなかった全く新しいコンセプトの損害保険事業を展開するという。
損保会社としても、チャンネルが増えることにもなる。
ほかの2社に遅れをとっている感のあるau(KDDI)だが、ユーザー囲い込みの作戦のひとつと言えそうで、これまでもKDDIは、携帯ユーザー向けの「じぶん銀行」を三菱東京UFJ銀行と折半出資で設立し、昨年末時点で85万3000口座が開設されている実績もある。
さて、ほか2社の動きはどうなるか、注目したいところ。
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