「てんかん」とは
てんかんは、神経細胞が過剰に興奮する疾患であり、発症時期は乳幼期から高齢期まで幅広く3歳以下の発病が最も多いとされている。人口の約1%が発症するといわれ、症状や背景が多様で、発症の仕組みはよく分かっていない。
日米チーム、てんかん防止のたんぱく質を特定
脳内でてんかんの発症を防ぐたんぱく質を、自然科学研究機構生理学研究所の深田優子准教授ら、日米のチームが特定をした。また、チームは3種のたんぱく質が正常に結合することで脳の興奮を調節し、てんかん発症を防いでいると結論付けた。
チームの深田正紀教授は「てんかんの新たな発症メカニズムの一端を解明でき、新しい抗てんかん薬開発につながる可能性もある」と話しているという。
自然科学研究機構生理学研究所
http://www.nips.ac.jp/社)日本てんかん協会/てんかんとは
http://www.jea-net.jp/tenkan/tenkantoha.html