IT・DX推進の課題や阻害要因1位「人材が足りない」
ヒューマンアカデミー株式会社が7月25日から7月30日にかけて、民間企業に勤める人事・研修担当者300人(回答者が勤務する会社の従業員数:1,000人未満48%、1,000人以上52%)を対象に「DX推進状況と課題」について調査を実施。その結果を9月12日に発表している。
同調査で『IT・DX推進にあたっての課題や阻害要因として思い当たるものは?(当てはまるもの全てを回答)』と質問したところ、「IT・DX推進に関わる人材が足りない」が40%で最多。
次いで「自社に必要なIT・DXスキルが定まっていない」が36%、「IT・DX人材の育成方法がわからない」が29%、「自社のIT化やDX戦略のゴールが決まっていない」と「社員のIT・DX推進への拒否感・苦手感が強い」が同率の24%などとなり、上位3項目が「人材」に関する課題であることも分かった。
38%がセキュリティ対策を外部委託していると回答
『IT・DX推進を担当する部署や専属の担当者は?(当てはまるもの全てを回答)』と聞くと、「DX化を専門に担当する部署がある」が最も多く43%。
「ほかの業務と兼任でDX化を担当する部署がある」が20%、「特になし」が15%、「部署はないが、DX推進の専任担当者がいる」と「CIOやCDO、CDXOといった専任の役員がいる」が同率の11%などといった結果が得られている。
また、『IT・DX推進にあたり、外部委託したものは?(当てはまるもの全てを回答)』と質問すると、「セキュリティ対策の実施」が38%で最多。
「パソコンなど各種デバイスの手配・設定・準備」が33%、「使用するツールやサービス、アプリなどの選定・契約」が32%、「DX推進内容や方法に関する全体的なコンサルティングサポート」が30%、「基幹システムの構築・導入」が28%などと続いた。
(画像はプレスリリースより)
ヒューマンアカデミー株式会社「DX推進状況と課題~2024~」
https://biz.athuman.com/materials/detail/0002.php