カード払いの経費利用明細の自動取得が可能に
株式会社マネーフォワード(以下、マネーフォワード)が、経費精算システム「マネーフォワード クラウド経費」について、株式会社ビューカード(以下、ビューカード)の「ビューコーポレートカード」と連携を開始したと3月6日に発表している。
「マネーフォワード クラウド経費」では、カード明細や交通系ICカードの自動読取、領収書データの自動取得で、手入力作業を徹底的に削減できる経費精算システムだ。スマートフォンで申請・承認も可能で、経費精算にかかる時間を大幅に削減。
電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証や電子取引ソフト法的要件認証を取得した経費精算システムで、電子帳簿保存法の要件を満たしており、ペーパーレス化の実現にも寄与する。
今回、交通費移動の全てを、スマートに利用できる法人向けクレジットカード「ビューコーポレートカード」と連携。同カードで支払った経費の利用明細が、「マネーフォワード クラウド経費」に自動取得されるため、経費申請における手入力の手間や、経理担当者の照合作業の手間を削減するなど、スムーズな経費精算を可能にした。
システム上で企業全体の経費の可視化・分析などが可能
「マネーフォワード クラウド経費」では、システム上で企業全体の経費の可視化・分析などができる。今回の連携によって、「ビューコーポレートカード」で支払った経費などのデータ照会や分析なども可能となり、会計システムとも連携できることから、効率的な経費精算作業を実現する。
また、二重申請は重複アラートで事前検知がされ、設定しておいた経費精算規定に従いエラーやアラートがでるため、申請不備や不正防止にもつなげられる。
なお、電子帳簿保存法やインボイス制度にもスムーズに対応できる点などにメリットを感じたビューカードが、2022年2月に「マネーフォワード クラウド経費」を導入。同連携を機に、マネーフォワードとビューカードは販売パートナーシップを締結している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社マネーフォワード プレスリリース
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