賃貸入居者の孤独死防止・早期発見サービス
2023年4月5日、株式会社ヤモリ(以下、ヤモリ)は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と共同で賃貸入居者の孤独死防止・早期発見サービスの提供を開始すると発表した。
ヤモリが開発したIoTセンサーと賃貸管理クラウドソフトを活用した、不動産管理会社向けのサービスだ。
モーションセンサー搭載のIoT機器で見守り
高齢者人口の増加に伴って単身高齢者も増加しており、死亡から相当期間が経過してから発見される孤独死が社会問題化。ある調査では単身高齢者の入居を敬遠する賃貸不動産オーナーが約8割もいることから、孤独死問題への対策が課題となっている。
課題の高齢者世帯の孤独死防止・早期発見を目的として、地域の不動産賃貸管理会社と連携して賃貸物件の入居者を対象にした見守りサービスの提供を開始した。
このサービスでは、ヤモリが開発したモーションセンサー搭載のIoT機器「みまもりヤモリ」を入居者宅に設置し、入居者の移動の有無といった生活挙動の変化から孤独死等の異常を検知する仕組みだ。
検知したデータは賃貸管理クラウド「管理会社のヤモリ」によって24時間可視化。異常が発生した場合は管理会社に通知が届き、素早い安否確認が可能となっている。
サービスの初期費用は無料で、「みまもりヤモリ」は1台当たり月額1100円(税込)、「管理会社のヤモリ」は基本機能が無料で利用できる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ヤモリのプレスリリース
https://www.yamori.co.jp/post/pr004