患者3人の検便からカンピロバクターを検出
滋賀県大津市(以下、大津市)が、同市内の飲食店「鶏こう 総本店」で食中毒が発生したと、12月28日に発表している。
12月17日に、大津市にある同飲食店で食事をした3人が、12月19日から腹痛や下痢の症状を訴えていたことが分かり、大津保健所が調査を実施。患者の共通食は同飲食店が提供したもののみであることや、患者3人の便からカンピロバクターが検出されたことなどから、同保健所が同飲食店の食事を原因とする食中毒と断定した。
12月28日から12月30日までの3日間の営業停止に
食中毒の症状を訴えた患者3人全員が、現在は快方に向かっていることも明らかにされた。また、同保健所は、同飲食店に対して12月28日から12月30日までの3日間の営業停止処分を下した。
なお、同市内の4月から12月28日までの食中毒発生状況は、発生件数が3件、患者数が7人、死者数は0人となっている。
(画像はunsplashより)
大津市 プレスリリース
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