出荷量の最適化や作業負担の削減などに寄与
東日本電信電話が近鉄不動産、NTTアグリテクノロジーとともにトマトの収穫量を予測する実証実験を実施していると、10月5日に発表した。
同実証実験では、近鉄不動産が運営する「近鉄ふぁーむ花吉野」で、NTT東日本とNTTアグリテクノロジーのAIと動画解析技術を活用して、1週間先のトマトの収穫量を予測。予測精度が向上し、複数ある取引先への出荷量の最適化や、作業負担の削減ができると考えられている。
環境要因と動画解析結果を組み合わせて収穫量を予測
同実証実験ではハウス内の観測用レーンに移動式カメラを走行させ、トマトの動画撮影を行う。また、画像では判別しにくいトマトの果実数や色づき、葉の状態を動画撮影してAIが解析していく。
さらに、環境要因と動画解析を組み合わせ、収穫量を予測することで、収穫可能なトマトを可視化することができる。なお、同実証実験は、2022年10月6日から2023年3月31日まで行われる。
(画像はプレスリリースより)
東日本電信電話 プレスリリース
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20221005_01.html東日本電信電話のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000339.000098811.html